めんどくさがり恵香の日記&小話
◇=復活 ♪=O振り #=YGO 無印=その他オリとか
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山→27
「あれ?ツナ、獄寺は?」
今日の部活は休み。
放課後。ツナたちと一緒に帰る約束をしていたのに、顧問にちょっと呼び出されてしまった。
今日はアンラッキーデーなのかもしれない。
どうせ新入部員の事だろう。
去年より多く入って来てくれたのは嬉しいし、上級生としてやる気も出てくるんだが……問題が多い。
まだ新学期始まって早々だというのにすでに新入部員の三分の一が問題を起こしている。
流石にこれ以上問題を起こすようなら退部して欲しいなぁ……。
こんなくだらない事で野球ができなくなるのは嫌だ。
顧問も同じよう事を前言っていたので、なにか解決策を考えついたのかもしれない。
すぐ戻るからと言って二人には教室で待ってもらっうことにした。
待ってるねとツナは笑ってくれた。
今日はラッキーデーなのかもしれない。
でも、やっぱり
アンラッキーかも。
二人の楽しげな声が廊下にまで響いた。
帰ってくると、教室にはツナ以外誰も居なかった。
「あれ?ツナ、獄寺は?」
いつも傍に付いて離れないアイツ。
さっき、俺が教室を出たときはツナの席に椅子を寄せていたのにその椅子は空だ。
「飲み物買ってきてくれるみたい」
オレいらないって言ったのにさと苦笑いを浮かべた。
獄寺らしいなと思わず笑い、獄寺らしいといえば、ツナの事以外どうでもいい事だよなと思いちょっと気になった。
「俺の分は?」
「大丈夫。頼んでおいたよ」
獄寺が座っていた席に腰を落とした。
「マジ?サンキュー」
「今日は山本の誕生日なんだから当然だよ」
ニコニコとツナは花を飛ばす。
まっ。俺にしか見えないけど。
たまに、困る。
「あっ、そうそう。プレゼントありがとな」
変な方向に思考がいきそうになったのをギリギリで止めて修正する。
「そんな何度も言わなくていいよ。たいしたものじゃないし」
「そんな事ねーよ。タオル、ちゃんと使わせてもらうぜ」
「えっ、もう開けたのっ!?」
あははっと、その会話を流した自分は臆病なのだろうか。
「なあ、ツナは誕生日何が欲しい?」
「へっ?」
話題の変え方が強引だった気がするけれど、ツナは一瞬呆けただけですぐに反応した。
「まだまだ先だよ。気ぃ早すぎ」
「でもさ、聞いときたい」
「んー……」
ツナは視線を天井に向けて数秒黙った。
なにか思い付いたように首を回してこっちに顔を向けると
「いらないや」
「えっ?」
予想外の答えが返ってきた。
「欲しいものとか、確かに沢山あるけど、いい。いらない」
ツナはひとりでうん、いらないいらないと笑いながら言い始めた。
「なっ、なんでだよ?マジになんにもいらねーの?」
相手がこんな態度じゃ困る。
お返しができないじゃないか。
「うん、いらない」
「なんでっ!」
急に俺が大声を出したせいで、ツナは吃驚したらしい。
目を見開いてこちらを伺っている。
「……ぁー。なんで、いらねーの?気になんじゃんか」
「だって……」
これまた、予想外の答えが待っていた。
今日はすごくいい日だったのかもしれない。
誕生日だったからだったら、これは誰からのプレゼントだったんだろう。
***********
眠くてもう書けない
途中放棄万歳
山本 昨日誕生日おめでとう
「あれ?ツナ、獄寺は?」
今日の部活は休み。
放課後。ツナたちと一緒に帰る約束をしていたのに、顧問にちょっと呼び出されてしまった。
今日はアンラッキーデーなのかもしれない。
どうせ新入部員の事だろう。
去年より多く入って来てくれたのは嬉しいし、上級生としてやる気も出てくるんだが……問題が多い。
まだ新学期始まって早々だというのにすでに新入部員の三分の一が問題を起こしている。
流石にこれ以上問題を起こすようなら退部して欲しいなぁ……。
こんなくだらない事で野球ができなくなるのは嫌だ。
顧問も同じよう事を前言っていたので、なにか解決策を考えついたのかもしれない。
すぐ戻るからと言って二人には教室で待ってもらっうことにした。
待ってるねとツナは笑ってくれた。
今日はラッキーデーなのかもしれない。
でも、やっぱり
アンラッキーかも。
二人の楽しげな声が廊下にまで響いた。
帰ってくると、教室にはツナ以外誰も居なかった。
「あれ?ツナ、獄寺は?」
いつも傍に付いて離れないアイツ。
さっき、俺が教室を出たときはツナの席に椅子を寄せていたのにその椅子は空だ。
「飲み物買ってきてくれるみたい」
オレいらないって言ったのにさと苦笑いを浮かべた。
獄寺らしいなと思わず笑い、獄寺らしいといえば、ツナの事以外どうでもいい事だよなと思いちょっと気になった。
「俺の分は?」
「大丈夫。頼んでおいたよ」
獄寺が座っていた席に腰を落とした。
「マジ?サンキュー」
「今日は山本の誕生日なんだから当然だよ」
ニコニコとツナは花を飛ばす。
まっ。俺にしか見えないけど。
たまに、困る。
「あっ、そうそう。プレゼントありがとな」
変な方向に思考がいきそうになったのをギリギリで止めて修正する。
「そんな何度も言わなくていいよ。たいしたものじゃないし」
「そんな事ねーよ。タオル、ちゃんと使わせてもらうぜ」
「えっ、もう開けたのっ!?」
あははっと、その会話を流した自分は臆病なのだろうか。
「なあ、ツナは誕生日何が欲しい?」
「へっ?」
話題の変え方が強引だった気がするけれど、ツナは一瞬呆けただけですぐに反応した。
「まだまだ先だよ。気ぃ早すぎ」
「でもさ、聞いときたい」
「んー……」
ツナは視線を天井に向けて数秒黙った。
なにか思い付いたように首を回してこっちに顔を向けると
「いらないや」
「えっ?」
予想外の答えが返ってきた。
「欲しいものとか、確かに沢山あるけど、いい。いらない」
ツナはひとりでうん、いらないいらないと笑いながら言い始めた。
「なっ、なんでだよ?マジになんにもいらねーの?」
相手がこんな態度じゃ困る。
お返しができないじゃないか。
「うん、いらない」
「なんでっ!」
急に俺が大声を出したせいで、ツナは吃驚したらしい。
目を見開いてこちらを伺っている。
「……ぁー。なんで、いらねーの?気になんじゃんか」
「だって……」
これまた、予想外の答えが待っていた。
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誕生日だったからだったら、これは誰からのプレゼントだったんだろう。
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夢は書く派でさらりと読む派でも書き終わったことはない
CPは NL BL GLバッチ恋☆
欲望のままに生きるダメな人の見本
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