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めんどくさがり恵香の日記&小話 ◇=復活 ♪=O振り #=YGO 無印=その他オリとか
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「あくい」
「いわう」
「うえ」
「えがお」
「お、お、おなか」
「かき」
「きく」
「く……く、ぎづけ」
「け、いこ」
「こうもりがさ」
「さ……さ、さいし……」
「しらす」
「す……、すくせ」
「せいそ」
「そっ…………その、……そなた?ってあったっけ」
「あるよー。……たち」
「ち、……………ちみつ」
「つー……いたて」
「て、すと」
「ともづな」
「なに」
「…………城之内くん」
「……え?なに?」
「なんだよ。通じるからいいだろ~?」
「だめだよ~。一部の人にしか通じないようなネタはー」
「え?え、なにが?」
「いいじゃんか。獏良だって『すくせ』ってなんだよ。オレそんな言葉知らねーけど?」
「あっ、ボクも知らない」
「すくせっていうのはしゅくせの別読みで、前世。又は前世からの因縁っていう意味なんだよ。因みに漢字で書くと、宿世」
「へ~……」
「知るかよー」
「でも、城之内くんの負けねー」
「なんで!?」
「だって、なにはナニでもなには代名詞なんだもの」
「なんだよそれ」
「だからー」
「あのさ。な、なにって、なにが?」
「え?」
「ゆっ……遊戯。お前……」
「え、なに?」
「…………ほら、ダメじゃないか」
「……いや、予想外だった。っていうかわからねぇ?この年になりゃ」
「だから、なには代名詞だから人によって表現の仕方は変わるんだよ」
「え、え?なにが?」
「……」
「……」
「城之内くん?獏良くん?」
「とりあえず城之内くんの負けってコトで」
「……まぁ、ゲームマスターの言うことだしなぁ」
「えっ、ちょっと二人とも!」
「オレも新しいゲーム考えてみよっかなぁ~」
「それは楽しみだなぁー。どんなゲームができるんだろ?」
「へへっ。そのうちな!」
「二人とも、教えてよっ!なにがなにで城之内くんが負けになるの?なにってなんだったの?なにがどうなったの?」
「今度オレが教えてやっから!」
「今度ボクが教えてあげるから」
「なぁにそれ!」




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なに(何)
[1]<代>
①名前や正体のわからないもの.
②はっきり言えないもの.
→~はどうなった?
[2]<副>(否定表現の中で)まったく…でない.
→~不自由ない
[3]<感>驚き・反問・否定を表わす.
→~本当か

~デイリーコンサイル国語辞典より~
____________



**
五十音順しりとり
かなり難しい

……答えた順番は言わなくてもわかるよね?


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「貴様らと友達ごっこなどしている余裕などない」

 教室の人数が減った。
















「かわいそー」

 ねぇ、海馬くんと非科学的現象好きが極稀に口を開き、話しかけてきたかと思えばいつも意味の分からないことを言う。

「なにが言いたい」
「別に」

 ただ、可哀想だから可哀想って言っただけだよとどこをどう見て出た感想なのか分からない事を言い始める。
 

「だから、なにが言いたいんだ。貴様は」

 気持ち悪い。意味不明だ。理解できん。無性に腹が立つ。
 ただでさえ先程不愉快極まりないコトがあったのにも関わらず、無神経にも話しかけてくるヤツの気が知れん(まぁ、ヤツにそんなオレの内心を悟られている可能性というのは皆無であり不可抗力なのだろうが気に入らん)。

「海馬くん。本当に、いつもありがとうねー」

 そして獏良は脈絡もなにもなく、こちらの質問に応えもせずいつもと同じ言葉で会話を終わらせいつもと同じように何事もなかったかのように教室から出ていった。

「気持ち悪い」

 もし、本当に宇宙人とやらがいるのならばヤツがそうだろう。














**
教室にオカルト好きともうひとりが一緒に戻ってくる姿を何度見たことか。








**
って
オカルト嫌いさんvsオカルト好きを書きたかったんだけど な?
…………うん リベンジ希望
「城之内くんは?」
「大好きだよ」
「杏子さんは?」
「ぅ……えっ!?」

そっそりゃ大好きだよと顔を真っ赤にして言う遊戯くんにボクはガラにもなく少しイラついた。











**
わかりやすい矢印を入れてみた
 みんながみんな、世界中の人たちが、もうひとりのボクに会いたがっている。
 ボクを見て、もうひとりのボクを想う。
 ボクじゃなくて、もうひとりのボクを見る。
 ボクだって、もうひとりのボクに会いたい。
 でも、現実ここにいるのはボクであってもうひとりのボクじゃない。
 ボクはもうひとりのボク……アテムじゃないんだ。


「それでも君はここにいてはいけない」
「どうして?誰もボクを見てくれていないのに?必要としていないのに?」
「そうだよ」
「なんで?城之内くんも本田くんも海馬くんも……杏子、も……ボクじゃ、なくって……」
「それでも君は人間だから。ここにいてはだめだ」
「君も、人間だよ」
「確かに。でも、ボクと君は違うんだ」

 必要とされているから。
 そんなことを言われても、信じられるわけがない。
 現に誰もボクを見てくれていないもの。 










**
つ……続いた………っ!?
「遊戯の、好きなタイプってどんな人だい?」
「とっ!唐突だなぁっ!?」

 上擦る声が耳に入った。
 遊戯はそんな事よりもと話を反らそうとしたがどうしても答えを聞きたくて、ボクはもう一度訊ねた。

「どんな人が好き?もちろん、恋愛的な意味で」

 遊戯はものすごく困ったようにうーうーと唸ると、今度はなにか苦しそうに潰れた声を上げ、あッとひらめいたと思ったら、またん゛ーぅ゛ーと呻いた。
 その百面相の様子を想像し、ボクが吹き出してしまう前に遊戯はボソボソとなにかを呟いた。

「え?」

 ごめん、聞き取れなかったと言うと、遊戯はたぶん頭を抱えて唸ったのだろう。ゴンという音が聞こえるとくぐもった声が聞こえた。

「……優しくて、強くて、キレイで、かわいい、夢を持った女の子」

 そういうマリクはどうなのさと聞かれたけれどボクは遊戯の言葉によってライフをかなり削られてしまったようで、しばらくの間動けなかった。


 ボクの知っている限り、遊戯の知り合いでその対象に入る人は一人しかいないのに、ボクのイメージとは違うのは何故だろう。もしかしてボクの知らない日本の友達か?それとも本当にただのタイプの話だったのか?やけに感情がこもっていたけれど、どうなんだ?と、いつの間にか下げていた受話器を見つめながら考えた。
 こんなことならいっそのこと「好きな人はいるか」と訊ねればよかったと後悔したけれど、ボクにはもう、ライフコストが払えない。
「明日はどんな一日になるかな?」

 ボクらは笑いながら歩いていた。

「そうだね……。少なくとも今日よりもずっと楽しい一日だとボクは思うよ」

 ボクは獏良くんにどうしてかと訊ねると、獏良くんは優しく微笑んでボクの右手を取った。

「だって、明日は今日の続きなんだよ?」

 ボクらはまた笑いながら歩いた。
 手を繋いで、明日へと。







**
私の英語の成績はたぶん十代より悪い
「もうお帰り」

 ……嫌だ。

「ここは君が居てはいけないところだ」

 ……嫌だ。ここにいる。ボクはここにいたい。

「遊戯……」

 乃亜はずっとボクに語りかける。もうどれくらい時間が経ったのかはわからないけど、ずっと言葉を掛けてくれた。
 ただ、それはボクを否定する言葉だったけれど――








「帰ろうか」

 あかく染まる空を見上げて獏良くんは言った。
 その数秒前に起こった出来事なんて、彼にとってしてみればただの挨拶みたいなものだったのかもしれない。
 ボクはたった今まで獏良くんのそれと重なっていた唇に手を添えぼんやりというか、瞬間真っ白になった頭でそう思うことにした。

「遊戯くん」

 獏良くんは人差し指を口に当てて、笑った。

「また、明日」

 どんどん離れていくその影を見ながら、ボクはもう届かないだろうけれど、また明日と返した。





**
宿主が止められない\(`∀´)/
「死んじゃえば、いいのにね」


 ちょっとした弾みでケンカしてしまった海馬君に対して文句を言ったら、それを聞いていた獏良くんがホントにねと笑顔で不吉なことを言ったのでボクはビックリして固まってしまった。
 獏良くんは冗談だよともなんとも言わず、くすくすと笑って「ね」、と同意を求めてきた。

「そっ……こ、までは、思わないけど……」
「そう?」

 そして、何事もなかったかのように獏良くんはそういえばと最近お気に入りのケーキ屋さんの話を始めた。 
 ボクは冗談だったのかと少しほっとしながらも、あまりの衝撃的な言葉から立ち直るのに時間がちょっとかかった。




**
自重できないYGO
 とってもいいお天気の日にとっても幸せそうにとってもおいしいお菓子をとってもおいしそうに食べる遊戯くんはとっても嬉しそうに笑っていた。
 その様子を同じようにとってもおいしいお菓子を食べながらボクは見ていた。

「やっぱりさ」
「ん?」

 やっぱり、こんなにおいしいお物を食べてるときは幸せだよねと遊戯くんが言った。

「うん」

 とってもいいお天気の日にとってもおいしいお菓子をとっても幸せそうに食べる遊戯を眺めながらとってもおいしいお菓子を食べれるなんて、

「幸せだね」



**
昨日調子に乗りすぎたと思う

楽しかったからいいけどね

今日からはまた被害者頑張るのでYGOはたぶん更新遅くなる
私がちゃんと自重できればナ☆
プロフィール
HN:
そらら けいか
性別:
女性
趣味:
自己の追求(?) 絵とか
自己紹介:
落ちるとこまで堕ちた たぶんオタク人
夢は書く派でさらりと読む派でも書き終わったことはない
CPは NL BL GLバッチ恋☆
欲望のままに生きるダメな人の見本

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