忍者ブログ
めんどくさがり恵香の日記&小話 ◇=復活 ♪=O振り #=YGO 無印=その他オリとか
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


「その目がムカつく」
「なんで」
「ムカつく」
「どうして」
「なにも……」
「バクラ、くん?」
「……見んな」

見ていた。見られていた。
アメジストには闇があった。闇が映っていた。闇を見透かしていた。
光の中にアメジストはあるのに、光を集めているのに、光を映しているのに、今は異質な闇が映っていた。
そのまま闇に染まればいいのにと思っているのに、闇だけを映せばいいのにと願っているのにそれがたまらなく嫌で隠した。
それでもアメジストの持ち主は光の中に立っていて、さらには闇を視界に捕らえているようだった。
けれど、それでオレは満足できた。
今、確実なのは、奴が感じているのは闇だけだろうから。









**
闇=自分or自分の弱さだとか汚いところ

見られたくないのに見てほしい
結局のところ独占欲が強いバクラでした



イミフ度120を越えました!もう限界ですっ
よし、いっそのことこのまま突き進めぇ!
PR
「眠い……」
「寝ればよかろう」
「こんなとこじゃ寝ようにも寝らんないよ」
「そうか?」

そうか?ってなんだよ。どういった考えをもったら他人の家の、今まで自分がそこに横たわるなんてことを想像もしたことのないフカフカの天蓋付きキングサイズベッドでクラスメイトとその弟と一緒に仲良く並んで寝られるような無神経な人がいるわけ?しかもなぜボクがその代表になっているの、海馬くん。
大体いきなり訳も分からず連れてこられて、そのまま何時間も家に確かな連絡もしてない状態で安らかに休めるわけないでしょ。


……結局睡魔に負けて寝ちゃったけどね、ほんと本気でどうかと思うよ。



**

……まっ いっか

………………ごめん



うん サレンダーだ
「おめでとう!」
「ぇえ?」

 それは突然の電話だった。




  おめでとうマリク



 電話をかけてきたのは日本で知り合った武藤遊戯だった。
 それは声でもわかったし先に電話に出た姉さんから、代わる前に教えてもらっていたからわかる。
 でも、なぜ、第一声がおめでとうなのかが理解できない。
 確か、日本語では「おめでとう」とは相手を祝う気持ちを表す言葉であって、電話に出たときの第一声に使うべき言葉じゃなかったはずだ。
 まさかとは思うが、ボクが知らなかっただけで実はこういった挨拶の方法もあるのだろうか。いや、下手をするとコレが日本流の最も一般的な電話の取り方なのかもしれない。
 ボクはもうちょっとぐらい日本のマナーについての本を読んでいればと後悔した。
 日本のマナーにはなにかと面倒なことや意味の分からないことが多すぎて読むのを殆ど放棄していたはずだ。
 大体、日本に渡っていた数ヶ月間、幸いあまり気を使う場所などには行かなかったから平気だったし、そういった電話をかける、かけられるような機会もなかった。遊戯くんたちとも普通に接することもできたからエジプトに帰ってきてからもまだ一度も目を通していない。
 やっぱり日本はなにかと難しい文化や言語が多すぎる。
 とにかく、電話にそういった意味で出てきたのならその作法に則って返すべきなのだろう。

「ぉ……っ」

 しまった。
 『おめでとう』に『おめでとう』で返すとは限らないのだ!
 いや、違う。返答が『おめでとう』である可能性は無いに等しいはずだ。
 一体、どう返答したらよいのか!
 手元には例の『ただし礼儀作法』だとかなんだかという本は無い。確かアレは本棚の奥深くにしまった記憶がある。
 あぁ、どうしよう。どうすることもできない。

「……マリク?」
「すまない。遊戯!」

 ついにしびれを切らしたのか、遊戯から話しかけられてしまった。
 情けない話だ。たった一本の、最初の一言という電話のマナーがわからなかったというだけで友人を待たせてしまったのだ。はるばる日本からエジプトへ国際電話をかけてくれたのにだ。
 申し訳ない気持ちで一杯だ。明日からまた日本の勉強を始めよう。次はちゃんと応えられるようにしなければいけない。
 もんもんと明日からの計画を立てているボクに遊戯は不思議そうに言った。

「えーと。……なんで謝られてるんだか、わかんないだけど……なんで?」
「え?」

 いや、それはボクが聞きたいよ遊戯。
 なんでわからないんだ。ボクは君の望む応えをだせなかったから謝っただけのに……。
 あぁ、そうか。彼は優しいからボクが日本のマナーをわからなくても当然だと言いたいのだろう。それはそれでちょっと悔しいというか情けない気持ちで一杯だが今はその優しさに甘えさせてもらおう。
 でも、今度電話がかかってきたときには完璧な受け答えをしてやろう。うん。

「うー……ん、なんでもないさ。そんなことより遊戯。用事があるんだろう?なんだい?」
「え。だから、おめでとうっていいたくて」
「えぇ?」

 これはまた妙な話だ。
 おめでとうといいたくてボクに電話を掛けてきてくれたと言うのなら「おめでとう」とは日本の作法に関係なかった事になる。
 でも、だとすると遊戯はほぼ100%ボクに対して喜び祝う事柄があって「おめでとう」と言った事になる。
 正直、なにがめでたいのかわからない。

「遊戯。……なにが、『おめでとう』なんだい?」

 こういった事を聞くのはちょっとマナー違反かとも思ったけれど、さすがに気になってしょうがない。おめでとうと言われる意味を本人が知らないというのはどう考えてもおかしいもの。
 遊戯は遊戯でボクの質問があまりにも想定外だったらしく「えっ!」と声をあげてからずいぶんと沈黙してから躊躇いがちに聞いてきた。

「だっ……だって、今日、誕生日じゃないの?」
「えぇ?」

 たんじょうび。
 誕生日と言えばボクが生まれてきた日を指しているのだろうか。
 でも、それは12月23日で明日……。

「あっ、遊戯!あのっ……残念だけど、……こっちはまだ24時間軸で言うと22日の17時なんだよ」
「えっ!?あっ、時差っ!」

 受話器の向こう側からは遊戯のため息やらなにやらがかすかに聞こえてきた。

「そっかー。そうだよねー。イシズさんもすぐ出たし、キミもすぐ代わってくれたもんねー……。普通夜中じゃムリだよねぇ……」

 ブツブツと独り言のように呟くのが独り言なのかこっちに理不尽な文句を言ってるのかが区別つかなかったけれど、そんな遊戯に思わず笑ってしまった。

「笑わないで欲しいんだぜ~」

 ごめんごめんと謝っても、またため息をつく遊戯の声を聞いて吹き出すと「もう切る」とずいぶん珍しく拗ねたように言われてしまい慌てて止めた。

「待って待って!ごめんっ遊戯っ!」
「なにさ」
「あの……ありがとう」

 一番最初に祝ってくれて嬉しい。
 そう言ったら、半日以上早かったけどねと逆に笑われた。

「そっちはもう12時過ぎてるんだろ?大丈夫かい?」
「平気だぜー。夜更かしは慣れてるからね」

 あははと笑いながら言うけれども眠いはずだろうと思い、もう寝なよと促すとそうだねと言ってまた笑った。

「ありがとう、遊戯。本当に嬉しかったよ」

 最初は意味がわかんなかったけれど、ボクのために夜更かしをして電話を掛けてきてくれたことは本当に嬉しかった。

「どういたしまして」

 またね、と言って電話は切られ、同時ににこっという効果音と共に、遊戯の笑顔がボクの脳裏に浮かんで消えた。

 今度、また日本へ会いに行こう。
 そう、なぜだか強く決めた。





 それから七時間後。
 また遊戯からおめでとうという言葉をもらえた。
 日本に行きたい思いが更に強くなってしまったのに手続きの関係上あと数ヶ月待たなければいけないらしい。


 春からボクも童実野高校2年生だっ!



**
えぇぇぇええええ~~~~~~~
なぁにそれぇぇえええ

予想外の展開過ぎた
自分もわからなかった展開ってなに!?
眠いからかな 眠いからだよね
よし お休み!


本当は00:00に投稿したかった
無計画で打ち始めるのいい加減やめなよ自分……

今度こそ お休みっ!
※闇人格別個体


「遊戯ィっ!勝負だっ!」
「……どっちの?」
「海馬ァっ!相棒は渡さないぜっ!」
「良かろうっ!貴様に勝った後で再度遊戯に勝負を申し込む!!」
「ハァンッ!オレに勝てると思ってるのかお前!」
「黙れ貴様っ!大体何故未だに遊戯の名を語るっ!迷惑極まりないわっ!」
「海馬には一生わからねぇだろうな!オレたちの結束の力はっ!!」
「わかってたまるかぁっ!!」


「遊戯くん、デュエルしよーよ」
「あっ、獏良くん。いいぜ~」
「オレは観戦させてもらうぜ!」
「城之内くん。もう一人のボクと海馬くんのデュエルは観ないの?」
「……言っちゃ悪いが、さすがにもう飽きた」
「……私も」
「杏子!」
「こうも毎日観てたら、ね……」


「いくぞっ!オレの先行っ、ドローっ!」


「まぁ、たしかに……ね」




**
眠いときに書くもんじゃないな
「遊戯君遊戯君っ」
「なに?獏良君」
「シュークリーム」
「Σっ!なんのこと!?」
「やだなぁ、隠さなくてもいいじゃないか」
「ぅー……。ほんとはお昼で一緒に食べようと思ってたんだけど……」
「いいじゃない。ボクの分なんでしょ?」
「まぁそうだけど……。っていうかよくわかったね」
「あはは。匂いでわかるよ!」
「えっ!ホント!?」
「ウソ。匂いなんかわかるわけないじゃないか」
「ぇぇえええ?」
**
「あれ、10個?」
「うん。杏子とか、城ノ内君たちの分」
「んー、でも後は本田君と御伽君と……誰の分?」
「もうひとりのボクと、獏良君たちには二個ずつ」
「たち?」
「あははっ。もうひとりのバクラ君のだよ」
「えっ」
「もうひとりのバクラ君がシュークリーム好きかは知らないけど、いらないって言われたら獏良君が食べればいいし」
「……」
「獏良君?」
「遊戯君はやさしいなぁ」


そんなことないと少し照れつつ君は言う。
ボクはそんな君を見ながらひとつシュークリームを手に取り一口食べた。



**
ちょぴり嫉妬な獏良君 な 感じ?(聞くな
「ぎゃぁっ!」
「……遊戯君」
「ばばばばっ獏良君!なにするの!」
「え?セクハラだけど。それより遊戯君」
「セっ!!」
「可愛げしかないよその反応~」
「なっ」
「でも、合格範囲内。ボク的にはもう少し色気のある声と脂肪も欲しいけど大丈夫!そこはイロイロカバーできるしそのうちなんとかなるからね」
「ちょっ」
「あっ、そうそうボク用事があるから今日はみんなと一緒に帰れないんだ。じゃあね遊戯君。バイバーイ」
「えっ、ぇぇえええ!なに?なんだったの獏良君!全然話がわからないんだぜっ!」







**
獏良君はナチュラルにセクハラしそうだと思ってしまった
AIBOって、きっと王様に体あげようかって考えたことあるよねって話
まぁ、生への執着で人間のAIBOには無理かもだけど、考えたことはあるよねって話










































「もう一人のボクは、杏子のこと好き?」
「あぁ、好きだぜ」
「城ノ内君も本田君も獏良君、それから海馬君たちも好きだよね?」
「ああ」
「みんなと一緒にいたいよね」
「もちろんだぜ。でも相棒」
「なに?」
「相棒が抜けてるぜ」
「……ボクはいいんだよ」
「な」
「……だって、……ボクは君と一緒にいるもの」
「……あぁ、そうだな」
「そうだよ」












本当は消えてしまいたい。求められているのは彼だから。彼がボクとして生きればいいんだと思った。実際今、半分はそんな感じだ。ボクの記憶と体を全部もう一人のボクにあげられたら……それが最善で最高の話だろう。
嘘は言わない。言いたくない。



だから……











「ボクは君といつも一緒にいるよ」
(君が、ボクを忘れない限り、君の記憶の中にボクはいるから)


**
いっそのことパラレルでいなくなった話書きたいんだぜ
時間と労力と根性の関係上無理だけど
……どっかのサイト様で書いてないかな……
「貴様はどこを見ている」
「……僕?」
「貴様以外に誰がいる」
「あぁ、うん、そうだね」
「……」
「別にどこも見てないよ」



それこそが問題なのだが、なにも言えなくなった。
プロフィール
HN:
そらら けいか
性別:
女性
趣味:
自己の追求(?) 絵とか
自己紹介:
落ちるとこまで堕ちた たぶんオタク人
夢は書く派でさらりと読む派でも書き終わったことはない
CPは NL BL GLバッチ恋☆
欲望のままに生きるダメな人の見本

フリーエリア
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]