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めんどくさがり恵香の日記&小話 ◇=復活 ♪=O振り #=YGO 無印=その他オリとか
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「なにしようか」
「なんでもいいぜ」
「二人でやれば何でも楽しいから?」
「ああ!」
「でもね、もうひとりのボク」

二人でできる遊びよりみんなで遊べるゲームの方が多いし、二人でやるよりもずっとずっと楽しいよと笑顔で言われた。オレはさすが相棒だぜと言って二人で笑った。




***
絶対どこかしらのサイト様で出てるネタだと思う

っていうかこの王様バカだな
もともとバカだけど

……王様ファンの方すみません
私 王様好きですよ
バカで←
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「一番大切な言葉って、なんだろう」

 突然そんなことを言うものだから瞬間呆けた。
 それはただの独り言だったらしく、ひとりでブツブツとなにかの呪文のように言っている。
 そんなくだらないことに時間を割くのだったら少しはこっちを見ろとは口が裂けても言えないが、口を塞ぐことはでき、結果的には望みが叶うのだから良いかと自分は思ったのだが……。

「駄目なのか?」
「……やめた方がよろしいかと」

 とりあえず今はその頬を冷やして午後の会合には間に合わせてくださいと磯野は言い残し部屋から出ていった。




**
連チャン投稿~

海馬君は行動派だよ たぶん
「いつか、また行きたいなぁ」


 それが無意識的に発した言葉だったのか、聞き取れた自分の聴力を自慢したくなるぐらい遊戯の声は小さかった。
 ボクはたとえボクに会うことが一番の目的ではないにしろ、遊戯が来てくれるのは大歓迎だった。

「おいでよ。また、エジプトに」

 でもいつかはボクに会いに来てほしいと言ったら遊戯はどんな反応をするのかと電話を切ってから思った。




**
お金のかかる友達=国際電話友達=マリクなんて図式を思ってしまった
さっき送ったUSSがなんか……うん
は ず か し い
「遊戯くん。チョコいらない?」

ボクが杏子とレベッカぐらいにしか今のところ貰っていないのを気遣ってだろうか、獏良くんは抱えていた大量のチョコをいったん机に置くとすでに鞄に入っていた青と黒(紺色かもしれない)のストライプ柄の包装紙と青いリボンでラッピングされた箱を取り出しボクに向けた。

「……でもそれって、獏良くんが貰ったチョコだよね。貰えないよ」
「んー……」

獏良くんは一度首を捻ると徐にリボンを解き始め、ついには白い箱の中からトリュフを取り出した。と思ったら千年パズルをボクの首から外してポイと鞄の中に投げ入れた。

「えっ、ちょっと獏良くん!なにす」
「これね」
「むぐ」

ほろ苦さの混じった甘い塊が口内に入ってきた。

「ボクが作ってきたんだ」

柔らかめのトリュフはボクの舌に押し付けられ、すぐに口いっぱいに広がった。

「んんっ」

獏良くんは上顎に指を這わせ、最後にボクの前歯で指に付いたチョコを落としながら指を引き抜いたようで、ボクは前歯の裏にチョコが張り付いたのを感じたけれどあっという間に溶けてしまった。

「おいしかった?」

おいしかったにはおいしかったけれど、ボクは恥ずかしいのやらなんなのか、よくわからない変な感覚に襲われ、まともに返事もできない間に、獏良くんは箱を閉じ、残りをボクの鞄に入れてあとはお家で食べてねと言い残すと自分の席に戻って行ってしまった。

――今日って、何の日だっけ……?







**
やっちゃったんだZE☆

しかももう15日なのにバレンタインデーネタ
今日朝早く起きるのにだいじょぶかしら?
もう支離滅裂ごめんなさい
おやすみなさーい

(ちょっとまめと一緒に設定を考えた)
★盗賊王(バクラ)と遊戯(ユウギ)の話
アニメが基本なような原作意識のやっぱりアニメ基本な感じな
★ディアディアンクが出てくる古代妄想捏造パロ
原作を全部見てから書きたかったと言うのは秘密のアッコちゃん
しかも

★表がにょた化なので

注意です

でもかなりにょた要素少ないです
あとユウギは元奴隷でなんか言語能力がちょっとアレ?よ っていう私のいろいろある設定(ハチャメチャだなぁおぃ)
★まめの期待どおりにはできてないよ
それから
★いつも通り 文面おかしいです
突っ込まないでね
それでもよければスクアーロ






























 ありとあらゆる金銀財宝。
 それらを狙って奪う、俗に盗賊と呼ばれる者。その内の一人であるバクラという名を持つ男は、今夜王家の谷の先代国王の墓を荒らし、更には亡骸までもを盗んでくるというこれ以上のない大罪を犯してきた。
 全ては王家への復讐のため。
 そして、ついでにもう一つ――。


 さて、そのバクラと言う名の男は現在、仲間へのお宝の分配とともに臨時お勉強会を開いていた。





「ほらよ。コイツがお前のディアディアンクだ」

 数ヶ月前。とあるところで開かれた闇市に、食料などの補給もかねて立ち寄った際、好奇心に駆られて忍び込んだ商品を保管してあるテントに独り、格子に囲まれていたガキを連れ出した。ほぼ無計画だったため追っ手を撒くのも苦労したが無事成功。
 それ以来、ソイツ――ユウギも一緒に行動している訳だが、困ったことが3つばかりあった。
 まず、性別。
 最低限の食事しか与えられていなかったのは一目瞭然だったが、まさか女とは思ってなかったのだ。
 最初の内は別に男にしか見えなかったし、とくに問題もなかったので放っておいた。が、食事が良くなったせいか肉付きが良くなり最近になってはかわ……女にしか見えなくなってきた。とは言っても、元が栄養不摂生だったため女の子って感じだ。
 だが、この盗賊団の奴らは当然野郎ばかりの集団。なにかと問題を起こすのではないかと目が離せないのだ。
 残りの2つは体力と言葉。
 ユウギは、王と王宮の一部高神官のみが使うことが許されているディアディアンクもウェジュをも使うことなく精霊を呼び、使役することができる上、他人の《カー》をも見極めるという特異な才能を持っていた。しかも、普通一人一体のみ存在する精霊がユウギには二体もいる。
 しかし、その代わりに体力は想像を絶する程に普通以下(流石に一緒に行動しているうちに、少しは体力がついたと思うがそれでも低い)。その上元々言葉を発する機会が無かったらしく滑舌が果てしなく悪く、知っている単語も少なかった。
 元々馬鹿では無かったので、滑舌と言葉の意味はなんとか練習させれば教え込むことができる、と思ったら大間違い。
 意味は覚えても、喋りすぎると途中で疲れて、喋れなくなる上動けもしなくなるのだ。
 おかげで日々少しずつしか練習することはできないし、単語喋りでしか会話はできない。それなのに関わらずユウギはオレの名前を(全部言うと疲れるからと、バクラではなくバクとは呼んでるものの)無意味に何度も呼んできたり、オレの喋ったことを復唱するなどというやたらかわいいこうど……いや、只の体力消耗を繰り返している。
 このままでは、そろそろ最後の大勝負に出たいのに気がうせ……連れて行けない上、最悪足手まといになる。
 そこで、兼ねてから考えていたこのディアディアンク。

「いぁ」
「ディ、だ」

 予想以上に上手く発音することができないらしい。もう少しぐらいまともかと思っていたが……これはなかなか、つらそうだ。

「いあいあーく」
「ディアディアンク」

 ……それにしても、

「いぇあえあぅく」
「ディアディアンクだ」

 この可愛さは尋常じゃねぇ。

「であであんく」

 舌と、唇の動きを覚えるために、大きなアメジストをこっちに向けてくる様は何とも言えない。
 いつも思うが、この瞳は綺麗すぎる。
 なんだってこんなに綺麗なものが市に出されるような世の中なのだろうか。こんな世の中だからこそ会えたのだが……

「……バク?」
「あ、わりぃ。今のも間違いな」

 しまった。
 オレ様としたことが瞬間トリップしてしまっていたようだ。
 気を取り直し、口を動かす。

「ディアディアンク」
「でぃあであんく」

 それにしても、ディアディアンクのどこが発音しにくいのだろう。
 やはり舌に力を加えるのが難しいのだろうか。
 まぁ、だんだんと良くなってきているからいいか。

「ディアディアンク」
「でぃあでぃ、あんく」
「ディアディアンク」
「でぇぃあ、でぃ、あんく」
「ディアディアンク」
「でぃあ、でぇぃ、あん、く」
「っだぁぁああもういいっ!とにかくコイツは今からお前のだ!!」

 永遠に終わらなさそうだったのと、さすが体力の限界が近づいているらしく、息を切らせていたので完璧な発音は諦めた。
 だいたい、つい夢中になってしまったが「ディアディアンク」を喋れるようになるよりも先に試さなければならないことがある。


「おら、付けてみろ」

 ずいと押し付けると、ユウギの視線はディアディアンクを通り越し、オレの左腕に向けられた。

「あぁ、これか?」

 オレの左腕にはすでにディアディアンクが付けてある。

「これはオレ様のだぜ。まぁ、正しくいゃあ先代国王、アクナムカノンのだがな」

 ユウギに渡したのはたぶん、盗ってきた部屋の大きさや宝、位置からして王妃のものだろう。
 先代国王の王妃もディアディアンクを持っていたというのは噂のみで、確固たる情報は無かったがどうやら真実だったらしい。

「腕貸せ」

 ディアディアンクを受け取ったものの、付けるのに四苦八苦するユウギを見かねて腕を取った。
 細い腕だ。自分のとは全く違う。少し、力の加減を間違えただけで壊れてしまいそうなほど細い。
 ディアディアンクのサイズも合わず、仕方なく服の一部を切り取り、詰めることにした。

「……ほら」

 ユウギはたった今腕に付けられた、松明に照らされ煌めく金を眩しそうに見つめた。

「ウェジュが無くても、それがありゃ精霊はソコに居れんだろ」

 今はユウギを媒体に出てきている精霊も、今度からはディアディアンクを媒体に出てくればユウギの負担は減って、体力も普通になるんじゃないかと思い付いたのは、ウェジュと、ディアディアンクの働きを知った時だ。
 ユウギの精霊はユウギの負担になりたくないと、あまり表には出てこない。ユウギも、そんな精霊達の意思を汲み取りあまり召喚はしないが、存在していることには変わりなく、精霊を出しても、出してなくても多少の違い。精霊自体を肉体から離さなければダメらしい。
 《カー》は通常一人一体。それはどんな人間でもコツさえ掴めば召喚できる。だがディアディアンクを使えば、ウェジュに封印された数体の《カー》を一度にディアディアンクに宿し、使役できるという。
 一度ウェジュに《カー》を封印するのは、《カー》を鎮め、《バー》の負担を減らすため。
 最も、王宮神官団は罪人の《カー》……魔物を封じ込め、罪の重さを測り、罪人を裁くと同時に得た魔物利用するために使っていることの方が多い。《バー》の回復を狙ってウェジュに封印するようなものは位が高く、肉体に適合していない精霊を宿す金持ちの奴等だけだ。
 なんにせよ、精霊も協力的ならウェジュがなくともディアディアンクさえあれば、2体の精霊を肉体やウェジュの代わりに宿らせることができるのではないかと踏んだのだ。
 ユウギは今まで一緒に行動していたなかで一番嬉しそうに笑い、感謝の言葉を口にした。

「バク」
「ぁあ?」

 精霊を呼び出すためか、数歩離れた場所に立つと、ユウギは一度こちらを振り向きまた笑った。

「ぇ……」

 ただ、先ほどとは全く違う笑みで、驚いたオレ様をよそに、ユウギはまた嬉しそうに言った。

「おそろい」

 そのあまりのミスマッチさにほんの少しばかり呆けたが、「おそろい」なのが嬉しいのは本当だろう。

「……ああ。そうだな」





 笑っていたんだ。
 いつかの日のように、喜びを露わに、笑ったんだ。
 なんの不安も躊躇いもなく、嬉しくてしかたがないという笑みを浮かべながら言ったアイツの言葉に、オレはほんの少しの疑いも迷いも、考えもせず頷いた。
 それが、最後の笑顔になるなんて知らなかった。
 どうして、あの時。アイツがあんな風に笑ったのか、あんなコトを言い出したのかオレには理解できない。
 理由を答えられても、意味が分からない。
 もっと、詳しく聞いとけば、こんなコトにはならなかったかもしれない。
 こんなコトになるなら、頼まなかったのだから。
 今のままでも、充分なはずだった。
 更なる力を求めさえしなければ、こんなコトにはならなかった。
 オレはやり場のない感情を全て王に向け、その数刻後、王宮に足を踏み入れた。
 ユウギが遺した精霊獣とともに復讐を遂げるため、自分の正義を貫き通すため。
 まさかそこで、ユウギと瓜二つの少年王を目にすることになるなんて知る由もなく――




 全て、夢なら良いのにと思ったのは、これで二回目だ。






**
あの、まめ……
いろいろ ……ごめん

いろいろの内訳↓
完成にかかった日数(ほんとごめん
当初の設定と微妙に違う盗賊王とかその他もろもろ(マジごめん
理解しにくい文面(私にも難しい←
とにかく完成までにかかった日数(ほんっとーにすまん
続くような続かないような終わり方(てへ☆
実はマリクとか 登場させたかったとか言う話(……っ、ごめん


とりあえず……終わったよb

※闇人格別個体&現世パロ
私の趣味により獏良sが性格破壊&空気じゃなくなってます
むしろ城之内が空気かも
もちろん遊戯受 だよ た…ぶん
……で、OK?











  明日の予定


 楽しい楽しい昼休み。
 いつものように遊戯くんはみんなと一緒にごはんを食べていました。
 その中で、見かけによらず一番お弁当の中身が多い獏良了くんがそういえばとみんなの明日の予定を聞きました。

「明日ボクの家に来ない?新しいシナリオができたんだ」

 それを聞いた城之内くんは目を輝かせて話に乗りました。

「マジかよ!よっしゃ、勇者城之内様は
もちろん冒険に出掛けるぜ!」
「オレも明日は暇だし行こうか!城之内の間抜けっぷりを拝ませてもらいに」

 城之内くんの悪友であり相方の本田くんも笑い、ちゃちゃをいれながらも話に加わります。

「なんだとぉ!」
「やるかぁ!?」

 そんな中、遊戯くんは一人頭を捻っていました。

「うーん……」
「遊戯くん?」

 獏良くんが不思議そうに尋ねました。 なぜかと言えば、ゲームと聞いてまず最初に反応を見せるのは遊戯くんなのに、珍しくこの話をだしてからうんうんと唸っているだけ。そんな珍しい姿がかわいいからと、少しの間眺め続けていたけれども流石に心配になったのです。
 獏良くんの呼びかけに顔を上げた遊戯くんは、とても残念そうに言いました。

「……ごめんね、明日はちょっと……」

 その時です。

「なんだとぉっ!!」

 ものすごい轟音とともに、怒声ともとれる大きな声が教室に響きました。
 引き戸を勢いよく開けて現れたのは獏良くんと双子の承くんでした。
 ずんずんと席まで歩み寄るとバァンと音をたて机に手をつき、遊戯くんを鋭い目で捕らえました。

「貴様が来ないとはどういう事だ遊戯ィ!」

 このタイミングといい、どうやら話を最初から聞いていたようです。
 それにしても、他にも沢山のクラスメイトたちがお弁当を和気藹々と食べている中、窓際での遊戯くんたちのやりとり聞き取るとはものすごいスゴい聴力です。

「ばっ、バクラ君!?」

 突然現れた隣のクラスの獏良承くんに驚いて、遊戯くんは大きな目をパチパチと瞬きました。

「応えろ遊戯!」
「おいバクラ!いきなり現れて何のようだ!!」
「ケッ!テメェ等には関係ねぇよ。引っ込んでな!!」
「なんだと!」

 遊戯の胸ぐらを今にも掴みかかっていきそうな獏良承……バクラ君に城之内くんが挑みます。
 双方の険悪なムードが当たりに広がっていく中で本田くんが制止の声を上げました。
 しかし、二人は一向に睨み合いを止めません。

「……丁度いい。貴様はなにかと目障りだったんだ」
「オレをあんまりナメねぇ方が身のためだぜ」
「ほざけ」
「おい二人とも……」
「遊戯くん。明後日なら平気かい?」

 そんな二人がまるで見えていないかのように獏良くんはごくごく普通に尋ねました。
 その落ち着いた声に遊戯くんは、はっと現実に引き戻されたのか、微妙な相槌をうつと少し考えてからごめんねと言いました。

「明日、アテムが家に来るんだ」
「アテムくんが?」

 アテムくんとは遊戯のおじいちゃんがエジプト旅行中に知り合った遊戯くんそっくりのエジプト人です。知り合ってもう十年以上します。

「アイツ、また来んのかよ」

 心底忌々しそうに、いつの間にか城之内くんとのバトルを切り上げたバクラ君が言いました。
 またと言うのは、つい先週にも彼が日本へやって来ていたからです。その前は流石に1ヶ月前だけれども滞在期間がハンパなく長かったのです。それより前に来たのでも、月に一度は来てるはずという頻繁さ。
 更に補足として付け加えるならゲームの腕は天才的で、特にデュエルモンスターズではキング・オブ・デュエリストの称号を持つ程です。
 海馬コーポレーションの若社長もあらゆるゲームのエキスパートですが、アテムくんはその更に上をいっているのではないかと身内では話しています。
 因みにカードゲームではアテムくんの方が上なのは全国に知られています。だからこそキング・オブ・デュエリストと呼ばれているのですけれど。
 バクラ君は一言で、誰にでもわかりやすく言うとそんなアテムくんが超大嫌いなのです。

「うーん、まぁ、そういうわけだから明日明後日、アテムも一緒ならいいけど」
「冗談っ!絶対反対!!」

 即座にバクラ君は声を荒げました。

「……って、バクラ君がいうでしょ」

 遊戯くんはどうもウマの合わない二人を気遣ってくれていたようです。
 その言葉に獏良くんはにっこりと微笑みながら弟に言いました。

「お前、明日一日ホテルにでも行っててよ」

 それを聞いたバクラ君。悩んで悩んで、躊躇いに悩んで絞り出した答えが拒否。

「んじゃあよぅ」

 まだバクラ君を睨みつけていた城之内くんを宥めていた本田くんが言いました。

「遊戯んちにオレたちが遊びに行けばいいんじゃねぇか?」
「それイイ!」

 今度は城之内くんが即座に反応しました。
 さっきまでの恐い雰囲気も、その素晴らしい思い付きのおかげでどこかへ行きました。本田くんはすごいですね。

「オレ、前回アイツが来たとき会わなかったし、久しぶりにアイツともデュエルしてーし!」
「そうだね。久しぶりに城之内くん達と会えたらアテムも喜ぶよ、きっと!」
「じゃあ、TRPGはまた今度だね」

 なんだか一人を除いて、みんな乗り気です。
 そのバクラ君は、「反対」の一言を言い出すのをプライドが許さず、「ぅ」とか「ぁ」とか呟いている間に昼休みが終わってしまいました。



 結局。
 城之内くんは急にバイトのシフト変更が伝えられ、本田くんには母親から弟の面倒をみるように言われ、獏良くんは弟による必死の妨害によって三人とも遊びに行くことができなくなりました。

「最近、夢を見るんだ」

 果てのない闇に埋もれていく自分。
 闇はその色を深めるばかりで身動きができない。

「どうして、あんな夢を見るんだろう」
「マリクくん……」
「……怖い」

 その中で、消えたハズの悪魔が夢の中でボクに話しかける。



オレは消えてなんかないよ。お前の中に闇がある限り、オレはお前になりお前はオレになるんだからなぁ。



「大丈夫だよ」



お前がどんなに否定しても無駄だ。いや、逆に認めようとしたところで変わるものは何一つない。



「マリクくんは変わらないよ」



オレ達はまったく同じだ。貴様がマリク・イシュタールであることもオレがマリク・イシュタールであることも変わらぬ事実。貴様が存在しているからこそオレが存在し、オレが存在しているからこそ貴様が存在している。



「……どうしたの?」



お前のものはオレのモノ、オレのモノは……闇しかないがなぁ。今、は。



「遊戯……」
「ん、なに?」



せいぜい無駄な努力でもなんでもしてればいいさ。



「……ごめん」



足掻けば足掻くほど貴様は闇に溺れていくよ。



「なにが?」



なにせ貴様は既に光を欲してしまったのだからなぁ……。



「ごめん」








**

ワンパターンな自分に涙
「遊戯と、城之内でしょ。ミホとそれから本田に獏良くんに御伽くん。よく一緒に連んでるのはその辺かな?あとは中学からの付き合いの子とか、他のクラスの子もいるわ」

「よく話すのは本田くんや城之内くん。でも友達と言ったらあと遊戯くんと獏良くん。杏子ちゃんや静香ちゃんもはいるかな?他の女の子たちは友達って感じはしないからね」

「本田と杏子と獏良に御伽だろ?あと……まぁ色々いるな。一口にはいえねぇよ。親友つったら遊戯だぜっ!」

「遊戯くん、とその他大勢だよ」

「杏子、城之内くん、本田くん、獏良くんに御伽くん。あと花咲くんとか……沢山友達ができたなぁ。それから海馬くん……はそう思ってなんかないだろうけど友達だとボクは思ってるよ」

「遊戯に御伽に獏良。あとの連中はほとんど悪友だな。とくに城之内とか。女友達っちゃぁ杏子が代表だな。……それ以外だっているぞ、一応」

「くだらん」










**

真ん中の台詞と締めの言葉を言わせたかっただけ
プロフィール
HN:
そらら けいか
性別:
女性
趣味:
自己の追求(?) 絵とか
自己紹介:
落ちるとこまで堕ちた たぶんオタク人
夢は書く派でさらりと読む派でも書き終わったことはない
CPは NL BL GLバッチ恋☆
欲望のままに生きるダメな人の見本

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